どうもまさです。
今回はゴルフシャフトの試打インプレッションをしていきます。
シャフトの試打をしたくてもなかなか試せない方もいるかと思います。
なのでシャフトの試打ってことでこれから定期的にやっていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。
第一回目のシャフトは本間ゴルフのオリジナルシャフト「VIZARD」
これはヴィザードと読みます。ウィザードじゃないですよ(笑)
このシャフトは本間ゴルフの最新モデルTW737に標準装着されているシャフトで、今ツアーで一大勢力を築いている本間ゴルフ契約プロがこぞって使用している事でも有名ですよね。
標準装着とはいえ侮るべからず!プロがそのまま使えるクラブというのが基本コンセプトのシャフトなので他のシャフトメーカーが出してるカスタム系シャフトとなんら遜色がございません。
VIZARDシャフトはウッド、アイアン含めると7種類もありますので一本ずつ紹介してきますね。
今回は粘り系シャフト「EX-Z」でいきましょう。
EX-Zはシャフト手元側の剛性をマイルドにしている完全な手元調子のモデルで、シャフト先端は硬めになっております。
本間ゴルフ直営店へお邪魔して試打してみたのは65のSシャフトと65のXシャフトです。
装着ヘッドはTW737シリーズのなかでもオーソドックスな450で打ってみました。
まずは65Sから、普段はツアーAD DI6Xを打ってる僕ですが、これはかなりシャフト先端がしっかりしています。
DIの6Xと同等化それ以上のしっかり感がありますね。
先端が硬めなので手元側適度にしなってくれてタイミングが非常にとりやすいです。シャフトが自然にタメを作ってくれる感じ。
弾道は中弾道で、10球ほど打っての平均バックスピン量が2000ぐらいでめちゃくちゃ伸びがある強いボールが打てました。平均飛距離が270ぐらいでした。
球筋的にはフェード系で先端の剛性が高いから当たり負けしないし、吹き上がりにくくて左に行く感じがほとんどしませんでしたね。
ヘッドスピードが45ぐらいの僕には丁度良い感じで気持ちよくスイングできました。
続いては65Xです。
これも同じ特性なので問題なく打てるかと思いましたが別物でした。
僕のヘッドスピードでは打ちこなせませんでした。完全にシャフトに負けている感じです。
同じく10球打っての平均バックスピン量が1500回転を下回る感じでスタッフのかたいわくドロップしているとのことでした。
球筋は同じようなフェードでしたがキャリーがでずに距離が伸びませんでしたね。平均飛距離が250ぐらいです。
さすがに本間契約プロからのフィードバックを活かしたシャフトなのでハード目でした。
普段Xを使っている方はS、Sを使ってる方はSRとワンフレックスほど落として購入するのが懸命です。
EX-Zは手元調子のシャフトで、左に行かしたくないハードヒッターの方や、切り返しで早めにタメをリリースしてしまってカット軌道に入ってしまう方、リストの動きを抑えてボディターンでスイングされる方にピッタリです。
ちなみに2016年シーズンの終盤戦は谷原プロと小田孔明プロが65のSを使用していたとスタッフの方が言っていました。それぐらいのしっかりしたシャフトなのです。
熱意系ならこれでしょー。
どうぞ検討してみてください。