どうもまさです。
今回はパター用のカーボンシャフトについてですが、パターにカーボン?という方もいると思います。
意外とパターにカーボンシャフトを入れて販売しているメーカーはあるのはあります。
がしかし、スチールシャフトがメインのパター市場においてシャフトメーカーとして有名な三菱ケミカルが本格的に製品を投入となれば気になりますよね。
2017年の4月に発売されたパター用カーボンシャフト「Diamana P135」をご紹介していきます。
【カスタムシャフト紹介】Speeder/ROMBAXシリーズの性能と特徴【フジクラ】
【カスタムシャフト紹介】TourADシリーズの性能と特徴【ツアーAD】
世界中で話題のシャフト「三菱ケミカル TENSEI(転生)」特徴とラインナップを紹介
カーボンシャフトのメリットについてまずは説明していきましょう。
パター用のスチールシャフトの多くは130グラムほど重量があるものが一般的です。
スチールシャフトは素材自体の硬度が高くスイング中のしなりというものがほとんどありません。
ところがカーボンシャフトは素材自体が軽く柔軟性に富んでいます。また設計段階で巻き方や素材の量で様々な設計ができるというメリットがあります。パターとしての重量を残しながらしなりを感じることができるようになるという事です。
三菱ケミカルの「Diamana P135」は2種類のモデルが用意されています。
・FLEX1.0→ゆったりとしたストロークを可能にしてくれるしなりを感じやすいモデル。
・FLEX2.0→1.0に比べてしっかりしたシャフト。
市販されているシャフト単品のデータは重量は138グラム、長さは36インチとなっています。
スポンサードリンク
Diamana p135には2モデル用意されていますが、この2モデルの性能は明確に分かれています。
まずFlex1.0はシャフトが仕事をしてくれるイメージでしなりをとても感じやすいモデルです。しなりを感じやすい為、ストロークのリズムがゆったりになり打ち急ぎというものが減る印象があります。
インパクトの時にフェースにボールが乗る感覚を味わえるので、まるでボールを運んでいるように打ち出すことができます。インサートフェース系のパターのようなフィーリングを軟鉄やステンレス系のヘッドで出すことができますね。
打ち急ぎで悩んでいる方や、ストロークのテンポをゆっくりにしたい方に特におすすめしたいです。
そしてFlex2.0はスチールシャフト並みの振動数というデータですが、スチールとは明らかに異なるのが衝撃の少なさです。これはアイアンのカーボンシャフトモデルと同様ですが、打感が非常にマイルドになります。そこまでしなりを要求しないがインサートなしのパターの打感を柔らかくしたい方におすすめです。
スチールシャフトからすんなり移行できるのは2.0でしょう。
パター用のカーボンシャフトを使用すれば現在のお気に入りのパターのヘッドを使ったまま打感を柔らかくできるというのが一番気になっているポイントですね。
アイアンのカーボンシャフトモデルもスチールシャフト装着モデルよりも明らかに打感が柔らかくなるのでカーボンの振動吸収力は侮れません。
成田美寿々プロをはじめとしたプロの間でもテストしている選手が続々と出てきているようです。
今後その他のメーカーも製品化することが予想されますのでパター用カーボンシャフト、要チェックですよ。
以上、パター用カーボンシャフト Diamana P135の特徴とメリットという話題でした。