どうもまさです。
10月6日発売予定の三菱ケミカルの新シャフト「FUBUKI AiⅡ」を試打してみました。
2017年の秋は各メーカーから新シャフトの発売が続いています。
どのシャフトも魅力的ですが、どれがいいのかわからないという方も多くいると思うのでシャフト選びの参考ににしてみて下さい。
FUBUKI AiⅡのコンセプトと特徴
FUBUKI AiⅡの設計コンセプトは「テクノロジーで優しく飛ばす」
カスタムシャフトなんですが、今までカスタムシャフトを使った事がないような方でもカスタムシャフトの入門用として使える優しいシャフトになっています。
純正シャフトじゃ物足りないけど、カスタムシャフトって実際どれを選べばいいかわからないと言うような初心者から中級者が主なターゲットだと思います。
価格もその他のカスタム系シャフトと比べて抑えめなのも嬉しい。
当然、ゴリゴリの上級者が使っても満足できるシャフトではありますのでご心配なく
とにかく幅広いゴルファーがターゲットになっているという事で、ミスヒットに対する許容性と優しく高弾道のボールが打てるシャフトというのが最大の特徴です。
又、シャフト先端側に高重量ゾーンと呼ばれる部分があり、ここにタングステンプリプレグと呼ばれるシートを複合成形しているとのこと、簡単に言うとインパクト時のクラブの挙動が安定してパワーが逃げないということ。それでいてボールは上がる。すごくないですか?
最近の低スピン化が進んでいるドライバーヘッドやボールとの相性が良さそうな予感がします。
そして、ドライバーのシャフトと同時にフェアウェイウッド用(ユーティリティ用としても使用可)とアイアン用も同時発売
トータルでのセッティングが可能なのもFUBUKI AiⅡシリーズの特徴ですね。
ラインナップとスペック
ドライバー用シャフトのラインナップ
◎AIⅡ50 R 55グラム トルク6.0 先中調子
◎AIⅡ50 SR 57グラム トルク6.0 先中調子
◎AiⅡ50 S 58.5グラム トルク6.0 先中調子
◎AiⅡ60 SR 61グラム トルク4.4 先中調子
◎AiⅡ60 S 62.5グラム トルク4.4 先中調子
◎AiⅡ60 X 66グラム トルク4.3 先中調子
フェアウェイウッド用シャフトのラインナップ
◎AiⅡFW55 R 53.5グラム トルク6.2 先中調子
◎AiⅡFW55 SR 55.0グラム トルク6.0 先中調子
◎AiⅡFW55 S 56.5グラム トルク5.9 先中調子
◎AiⅡFW65 R 60.5グラム トルク5.0 先中調子
◎AiⅡFW65 SR 63.0グラム トルク5.0 先中調子
◎AiⅡFW65 S 65.5グラム トルク4.9 先中調子
◎AiⅡFW65 X 68.0グラム トルク4.9 先中調子
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実際に試打してみての感想と評価
今回試打したスペックはAiⅡ60のSシャフト
ヘッドはヤマハRMX 118で試させてもらいました。
ワッグルしてみるとシャフトの先端側にしなりを大きく感じます。
先中調子ということですけど、同メーカーのDiamanaRFとどう違うのかというのも気になります。
実際に打ってみると、一発目から高弾道
普段のドライバーショットよりもかなり高い弾道のボールが出ました。
これは一言で言うと楽!
楽ちんシャフトです。Sフレックスにしてはシャフトのしなり量も多く、先中調子ながら全体に粘り感があってタイミングがとりやすい、一瞬手元調子なんじゃ?と思うほどに手元側に粘りを感じました。
それでいてインパクト前後でヘッドがビューーーンと走ります。これが本当に気持ちいい
捕まりもよくて普段フェードヒッターの僕でもオートマチックにドローボールが打てました。
そしてシャフトにしなりは出るんですが、決して当たり負けするような印象はありませんでした。ボールを強く押し込んでいけるので高弾道でも低スピンの強力なボールで落ちてからのランも期待できそう。
同メーカーのDimanaRFは走るけど左には行かないというシャフトでしたが、FUBUKIはしっかり捕まえて飛ばすって感じですね。
純正シャフトでは物足りなくなってきた方や、従来のカスタムシャフトがしんどくなってきた方がトライしやすいシャフトではないかと思います。
飛距離も出るシャフトなので飛距離アップしたい方にもおすすめです。
反面、フッカーには厳しいシャフトかもです。あくまで主観なので試打をしてみるのがいいです。
最後に
FUBUKIは久々に打ちましたが癖が無くて振りやすいシャフトでした。
結構値段も安くて買いやすいのも嬉しいですね。試打する機会があれば是非お試し下さい。
以上、【試打】FUBUKI AiⅡシャフト感想と評価【優しくてリーズナブルなカスタムシャフト】という話題でした。