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試打&評価

アッタスダース(ATTAS DAAAS)試打評価レビュー|バックスピン少なめ+捕まり弱め

USTマミヤの2020年モデルシャフト「アッタスダース(ATTAS DAAAS)」の試打を行いました

今回は弾道計測機のスカイトラックを使ってデータ計測を行っています

結論から言うと、低スピン化できるシャフトで飛距離性能的にも優秀。それでいて捕まりもそこそこ良い扱いやすいシャフトです。粘り系でしなり感も十分感じられるのでタイミングも取りやすい。打ち急ぎも防げるので安定性が高いのも特徴です

THEアッタスが入っているドライバーも持っているのですけど、振り心地が良いしタイミングも取りやすいのでアッタスダースも購入してみました

キャロウェイのB21ドライバーに装着しようと思って注文したのに、なぜか間違っていてテーラーメイド用のスリーブで頼んでしまいました。かなり後悔しています

追記:現在はテーラーメイドSIMドライバーに装着して使っているので結果的には良かったです

見た目はシルバーベースにイエローの差し色が効いたデザインです

ATTAS12(アッタス12)0008
まさ
まさ
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アッタスダースの試打に使用したクラブ

試打にはテーラーメイドM2の95°を使用。シャフトは6Sで長さは45.0インチで組んでいます

重さ

▼総重量は313g

ATTAS12(アッタス12)0007

テーラーメイドで頼むつもりではなかったのに、個人的には好みの重さに仕上がりました

▼ヘッド単体の重量は194g

ATTAS12(アッタス12)0000

振動数

▼振動数は256cpm

ATTAS12(アッタス12)0009

数値的にはややしっかり目という硬さですね

▼ちなみにTHEアッタスと同じ振動数でした

ATTAS12(アッタス12)0005

アッタスダース(ATTAS DAAAS)の試打計測データ

ATTAS12試打計測データ
平均ヘッドスピード 46.6m/s
平均ボールスピード 68.4m/s
打ち出し角 14.7°
打ち出し方向 -0.95
バックスピン 2348.0
サイドスピン 87.75
センターからのブレ -0.55
キャリー 252.9
総距離 272.5

数字的にはバックスピンを抑えられているので平均キャリーも250ヤードを超えてきます(当サイトの基準値はクリア)

打ち出し角は平均値では14°前後

サイドスピンは総じて少なめで、200rpm内に収まる形で極少になりました。方向性は良くて、数値的にも見た目的にもほとんどストレート

打ち出し方向も安定しているので、センターからのブレも少なくて曲がらさが際立っています

アッタスダース(ATTAS DAAAS)の試打弾道イメージ

▼スカイトラックでの弾道イメージです

アッタスダースの弾道イメージまとめ

弾道的にはこんな感じで非常に落ち着いた弾道で、方向性の良さが際立っています

捕まりは弱め

▼今回一番飛んだ打球

アッタスダースの弾道0003

アッタスダース(ATTAS DAAAS)の評価

アッタスダース評価チャート

全体的には高評価なチャートとなりました

低スピンで強い打球

飛距離性能に関しては4点評価です

シャフト先端の動きは非常にマイルドなので、大幅な初速アップには正直あんまり期待できないですが、スピン量を低減できるので風の影響を受けにくい強い打球が出るなというのが印象的でした

まあM2自体がスピン量が少なめだという事もあるんですけど、スピンが過剰に入ってしまう方にとってはプラスに働くと思います

捕まりは弱めな部類だけど方向性は良い

今回、なにより良かったのは方向性の良さ

インパクトゾーン付近でのヘッドの挙動が非常に大人しくて、フェース向きもかなり安定する印象です

打ち出し方向もほぼ真っすぐ出ていく感じからやや左目です

ニュートラルポジションでも良いですけど、オープン気味にフェースアングルを調整してあげれば更に打ち出し方向を安定させることができるかもしれません

捕まりは弱めです。ほとんどストレートからフェードになる印象で、叩きにいっても左に巻くことは少ないです

左が怖いハードヒッターにも好相性でしょう

ちょっと柔らかめな粘り系。タメを作りやすくて打ち急ぎを防げる

シャフトの挙動としては典型的な粘り系に感じます

6Sでの振動数も256cpmで平均的な数値でもあり、特別硬いタイプではありませんし、むしろ柔らかいかなとも思えます

キックポイントも手元だから切り返しからグイっとしなってくれてタイミングが取りやすくて個人的に大好きな挙動をしてくれます

先端は動きがそんなに無いですから、そのままインパクトに向かうような感覚で、ボールを押し込んでラインを出していける感じです

ハーフウェイダウンから先端側が動くタイプが苦手で、方向性に悩んでいる方には好感触が望めそうです

あとは切り返しからのタメが解けやすくて、カット気味に入る方にとっても自然にリリースが遅れてくれてプレーンに乗りやすくなる事で好結果になりやすいはず

ぼくも結構カットに打つ癖があって外からヘッドが入る方なのだけど、アッタスダースは打ち出しも安定してくれて好結果に結びつきました。とにかくタメが作りやすくて打ち急ぎも防げるので安定させやすいシャフトです

アッタスダース(ATTAS DAAAS)のデザインは正直微妙

ATTAS12(アッタス12)0001

打ってみての感触やデータはすこぶる良いのですけど、デザインはアッタス史上では一番微妙だと思います

このあたりは好みが分かれるところなので、好きな方もいるのかも

工夫もある

ATTAS12(アッタス12)0004

DAAASの文字の中に「1+3+8」という数字が入っています

初代と三代目、八代目を組み合わせたシャフトだと言うことなのでしょう

こういった所はアッタスらしさがありますね

カラーリングに初代の要素は皆無ですけど

アッタスダース(ATTAS DAAAS)の試打動画

▶︎Youtubeチャンネルはこちら

アッタスダース(ATTAS DAAAS)を試打しての総評

ATTAS12(アッタス12)0008

捕まりは弱めでバックスピン量も少なめ

基本的には左へのミスを軽減しながらも叩いていきたい方や、タメを作りやすいのでうち急ぎを防ぎたい方向けです

今回はヘッドスピードが46m/s前後で打っていますが、これぐらいのスピードだと6Sで十分だと思います

これ以上出る方はX以上を選択しても良いかも

おすすめ度:

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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