当サイトのコンテンツには一部商品プロモーションを含む場合があります

ゴルフ距離計

ファインキャディJ300レーザー距離計 評価レビュー|使用感は神の領域に進化

finecaddie-j300-review

ファインキャディから発売された2020年最新モデル「J300プレミアム」を購入して、実際にラウンドや練習場で使用してみたのでレビューしていきます

ファインキャディのレーザー距離計といえば、J100というモデルを以前にレビューしています。その時のレビューは下記

関連ファインキャディ J100 レーザー距離計の評価レビュー|1万円台で計測鬼速の有能機種

J100は2万円を切る価格なのに計測速度も速いし、充電式だったりでとにかく使用感が良いという距離計でした

それがさらに進化しているというから買わずにはいられないと言うことで、迷わずポチりました

まあ結論から言っておくと、機能面に関してはJ100と違いは無い

ただ本当に細かい所ではあるけど確かなアップグレードがされていて、使用感は最高クラスへと進化しています。2万円強の価格帯では神の領域だと言える使用感の良さで間違いなくおすすめのレーザー距離計です

▼シックでダンディな見た目だから、インスタで見るようなゴルフ女子には全く刺さらなそうな見た目だけど個人的には結構好き

ファインキャディJ300本体
まさ
まさ
まさです。ツイッターYoutubeもやってます。お問い合わせはこちら

関連ファインキャディ J100 レーザー距離計の評価レビュー|1万円台で計測鬼速の有能機種

Youtubeチャンネルはこちら

 

『ファインキャディJ300レーザー距離計』の概要

ファインキャディJ300のセット内容

こちらがファインキャディJ300の中身

付属品は、専用のポーチと、レンズを拭くためのクロス、説明書、簡単マニュアル、充電用のUSB Type-Cケーブル、カラビナ、ストラップとなっています

 

▼J300本体がこちら

ファインキャディJ300質感

J100同様に革っぽいけど、革ではないから濡れても大丈夫

J100はブラックだったけど、J300はブラウンになっています

スペック

重量 161g(本体)
バッテリー(電池) 充電式/次第充電時間 約400回
USBタイプ Type-C
バッテリー作動時間 30,000回測定
測定速度 一般測定:0.2秒、ピンファインダー測定:0.3秒
計測精度 +/−1ヤード
測定範囲 3〜1,000メートル
測定単位 ヤード/メートル
倍率 6X
高低差 スロープON/OFF機能
耐水性 生活防水

ファインキャディJ300レーザー距離計の細かな仕様

▼カラーリングが変更

ファインキャディJ300とJ100の質感比較左がJ300。右がJ100

J100のブラックからJ300はブラウンにカラーが変更されました

ぼく的にはブラウンの方が高級感が増したような気がして良い感じ

 

▼本体の重量がこちら

ファインキャディJ300の重量

本体重量は165g

レーザー距離計の中では軽量な部類には入ってきます。色々と使ってきて感じるのだけど、160g台というのが一定の基準になってきそうです

 

▼サイズ感はこんな感じ

ファインキャディJ300のサイズ感

手のひらに収まるコンパクトさ

 

▼グリップするとこんな具合

ファインキャディJ300グリップ感

小さいレーザー距離計だとminimiが最強に小さいから「感動クラスに小さい」という事はないですけど、コンパクトさではトップクラスだと思います

関連CaddyTalk minimi(ミニミ)評価レビュー|世界最小のレーザー距離計。マジで最高です

 

▼ボタンは本体上の2つだけ

ファインキャディJ300ボタン

写真右側の赤い方が計測ボタンです。メインに使用するのはこちら

左側のMのボタンは高低差補正機能である、スロープ機能の切替に使います

 

▼スロープモードをOFFにするとLEDが点灯します

ファインキャディJ300ノンスロープLED

同伴競技者に対して、高低差補正を使っていないことを知らせる事ができます

競技ゴルファーにとっては嬉しい機能

 

▼覗くところがこちら

ファインキャディJ300ファインダー

 

▼J300は充電式。キャップをあけると充電端子があります

ファインキャディJ300充電端子

ファインキャディのレーザー距離計の強みでもある部分で、充電式になっています

端子はUSB-TypeC

フル充電すれば3万回使えるらしいです。電池式と比べてもすごく便利です

 

▼ピント調整も可能

ファインキャディJ300ピント調整

覗くところをクルクルしてピント調整が可能です

自分の見やすい感じに調整できます

 

▼専用ポーチはJ100から改良されて良くなっています

ファインキャディJ300とJ100のケース比較上がJ300。下がJ100の専用ポーチ

外観を見てもらえればわかるとおりしっかりした作りになっていて、デザイン的にもちょっとカッコよくなりました

 

▼マグネット式を採用

ファインキャディJ300のマグネット部分

マグネット式を採用することで出し入れがしやすくなっています

ぼくはラウンド中はポーチを使わないのだけど、ポーチを腰に着けて使う人にも嬉しい配慮だと思います

J100の時はマジックテープタイプだったから、取り出す時にバリバリいってうるさかったので、それが解消されたのは良いところ

スポンサーリンク

『ファインキャディJ300レーザー距離計』の良いところ

実際にファインキャディJ300をゴルフ場でのラウンドや練習場で使ってみました

良いところと気になるところとあるんですけど、まずは良いところから紹介します

ココが良い①:爆速の計測速度がさらに進化

ファインキャディJ300ラウンドテスト②

J100の時点で計測速度は速かったし、それ以上に速くなるなんて体感できねーだろ!っていうのが使用前の正直な気持ち

ところが実際に使ってみると実際微妙ではあるのだけど確かに速くなっている気がします

速度的にはおそらく現時点でのレーザー距離計市場の中では最高速度が出ていると思われます

ブッシュネルV5が最速だと思っていたけどついに牙城を崩した感じ

数値的にはJ100が0.5秒以下と少し曖昧だったのに対し、J300は0.2秒と言い切っているところも凄いです

ちなみに0.2秒で高速測定という感じで謳っている距離計もあるのだけど、実際に使ってみると結構遅いやん!という事があるんですよ

だけどJ300はマジで速いから信じて欲しい

まさ
まさ
あとめちゃくちゃ細かいところですけど、J100よりもバイブレーションの時間が短くなって個人的に嬉しいです。J100は振動が長すぎたのですけど、最小限になって使い心地は良くなっています

ココが良い②:J300のピンファインダー測定はレベルが違う

ファインキャディJ300長押し

レーザー距離計の基本機能として「ピンファインダー機能」を搭載している機種は数多くあるのですけど、J300はこの記事を書いている時点では最高レベルの完成度です

ピンファインダー機能とは:ピンの背景などに木があったりして計測が困難な場合でも正確に計測できる機能。一番近い目標物を計測するので、ピンフラッグなどの小さいターゲットも簡単に測ることができます

J300のピンファインダーははっきり言ってレベルが違うなと感じました

べた褒めすぎて気持ち悪い感じすらありますけど、これはゲームチェンジャーになり得る高性能ぶりです

まず他機種の多くはモード切替をして使うのに対して、切替を必要としないところがポイントで、計測ボタン長押しでピンファインダーが作動します

これだけでも便利なのに、ピンファインダー機能の弱点とされる速度問題もクリアしています

ほんとに速くて、公称値0.3秒らしいですけど他のレーザー距離計の通常計測クラスのスピードがそれ以上が出ます

ぼくの使い方としては普通に計測する時も長押しで測っているぐらいで、もう手ぶれ補正を必要としないんじゃないかとすら思えます

もうこれだけで買いです

まさ
まさ
J100も同様の感じで使えるんですけど、速度感が増してより使用感が良くなりました

ここが良い③:コンパクトさはそのまま

ファインキャディJ300とJ100の外観比較

ここから先の良いところは地味ではあるけど書いておきます

細かい所で使用感が良くなっているJ300なんですけど、サイズ感なんかはそのままなのが嬉しい所です

距離計は小さければ小さいほど良い

ここが良い④:充電タイプはシンプルに良い

ファインキャディJ300充電端子

まだまだ電池タイプが多いレーザー距離計なのですけど、J300は充電式を採用していて個人的に最高です

電池でも基本的には長持ちするから良いのですけど、つい最近持っている距離計の電池が同時に切れることがあって、その時に電池タイプの不便さを痛感しました

やっぱりいつでも充電できるのはシンプルに楽だし便利

最悪モバイルバッテリーでも充電できるし、最近だと車とかでも充電できるから良いですね

ここが良い⑤:2年保証になって安心感もアップ

以前はなかった気がするんですけど、ファインキャディのレーザー距離計は2年保証になりました

すでにJ100を購入している方も2年に自動更新されたようです

まあJ300の良い所というよりはメーカーとして、さらに安心感が付与されたって感じですね

シンプルにありがたいところです

『ファインキャディJ300レーザー距離計』の気になる所

めちゃくちゃ褒めまくったJ300ですが、ぼくが一つ気になっている所を書いていきます

ここが気になる①:精度面で気になる部分がある

ファインキャディJ300の計測まとめ

レーザー距離計で最も気になる計測精度なのだけど、練習場の看板を使って精度の検証を行いました

同じ場所から同じ看板に対して計測を行っています

ブッシュネルV5ピンイーグルゴルフバディaim L10Vで比較しています

比較したのをまとめているのが下記

ファインキャディJ300計測比較

パッとみたところ全然問題ないと思うんですけど、よく見てもらうと100ヤードのところがズレています

J300は103ヤードに対して他の機種は104ヤード以上出ています(ゴルフバディは105だっからここもあれ?とは思いますけど)

ほかは全然ズレていないし、まあ誤差の範囲かなと思っていたんですけど、J100の時に測った計測データを見てもらいましょう

J100を計測した時のデータが下記

J100に計測データ

J100の時も100ヤード以上で少し短めに出ていたのがわかります

今回のJ300は100ヤード地点だけではあるけど、同じ傾向で計測はされています

ただJ100と比べても改善の兆しはあるのがデータを見てもわかるし、正直気にはなるけど1ヤードから2ヤード程度ではあるから誤差の範囲内ではあります

まさ
まさ
この部分は完璧とは言い難いけど、前作よりは良くなっているとは思います

ここが気になる②:値上がり

J100よりも3000円ぐらい高くなりました

マジで外観とか基本的な機能は一緒なのにこれだけ高くなるのもなーという気がします

実際使い心地は良くなっているけど、ほんとに使い分けないと気づかないレベルです

J100が既によく出来た距離計だったという事でもあります

とにかく少しでも速く測りたいぜ!っていう人以外は正直J100でも良いとは思う

スポンサーリンク

まとめ:使用感は神の領域。完全におすすめです

ファインキャディJ300質感

値上がりはしているし、基本機能も一緒だからJ100でも良いと思うのが正直な気持ちだけど、使用感は確かな向上を見せています

個人的にこの記事を執筆している段階ではメイン使用にしようと検討しています

これまではコンパクトさを気に入っていてminimiをメインに使っていましたが、計測速度に不満が正直あったのも事実

あとは手ブレ補正を考えるとニコンのクールショットプロスタビライズドも最強ではあるけど、ピンファインダー機能がここまで高速化すると手ブレ補正すらそこまで強力でなくても良いんじゃないかとすら思えてきてしまいます

とにかくJ300の高速ピンファインダーはゲームチェンジャーになる高性能ぶりで、大げさではあるけど神の領域の使用感です

しかもこれで価格が2万円強だから驚き、これからレーザー距離計を買おうと考えている方には非常におすすめです

Youtubeチャンネルはこちら

合わせて読みたい

まとめゴルフ用レーザー距離計おすすめ人気ランキング|口コミ&評判と選び方

関連時計型ゴルフナビおすすめ人気ランキング|ゴルフウォッチを徹底紹介-比較&口コミ

関連ニコン クールショットプロ2 スタビライズド評価レビュー|弱点なしの完成されたレーザー距離計

関連ファインキャディ J100 レーザー距離計の評価レビュー|1万円台で計測鬼速の有能機種

関連【レビュー】ファインキャディJ1000|OLEDディスプレイ搭載レーザー距離計では驚きのコスパ

関連【レビュー】EENOUR LR1000PRO レーザー距離計|OLEDディスプレイではコスパ最高。そして爆速計測【口コミ・評判】

関連【レビュー】ゴルフバディ GB LASER 2S レーザー距離計|2万円以下では最強格【口コミ・評判】

関連【評価レビュー】NINJOR GOLF NJ007レーザー距離計|低価格で高速測定もできるが、やや不安定【口コミ・評判】

関連【評価レビュー】ファインキャディJ3 レーザー距離計|神レーザーの後継モデル【口コミ・評判】

関連【評価レビュー】エジソンゴルフ R2G MATE1 レーザー距離計|同伴者の距離まで測れてしかも高速で高精度【口コミ・評判】

ABOUT ME
まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
一緒に読まれている記事