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ゴルフ距離計

【評価レビュー】ファインキャディJ500 レーザー距離計|3万円以下では最速の計測スピード【口コミ・評判】

ファインキャディJ500評価レビュー

今回はファインキャディ2022年モデルのレーザー距離計J500を購入し、ラウンドテストも終えたのでレビューしていこうと思います

ファインキャディから2022年モデルとして発売されるのはJ3という小型タイプ続き2つ目。

今作は同社史上最速の計測スピードを謳っている注目モデルです。

まさ
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ファインキャディJ500の外観やサイズ感

同梱品はJ500本体、専用ケースに充電ケーブル、カラビナ、クリーナー、マニュアルとなっています。

ファインキャディJ3のスペック
サイズ/重量105 x 38 x 66.4mm / 171g
測定範囲3~1,000m
測定単位Y(ヤード), m(メートル)
測定速度一般測定 : 0.03秒台(120m 以上 : 0.1秒台)
ピンファインダー測定 : 0.2秒台
倍率6X
視野7.0°
対物レンズ19mm
接眼レンズ15mm
視野調整範囲±6.0dpt
レーザーレベルClass 1
電力供給3.7V / 730mAh
バッテリー寿命充電/放電 500回
バッテリー駆動時間6,500回測定
(フィールドの実際距離 測定基準)
防水生活防水
高低差補正対応
ピンファインダー機能対応
USB充電端子USB Type-C

ソース:ファインデジタル

実はJ3よりもこっちがJ300の正当な後継モデルらしいです。

カラーはブラックとホワイトがあります。

今回はいつもブラックを購入しているのでたまにはホワイトも良いなと思ってホワイトを選びました。

ファインキャディJ500の表面デザイン

ファインキャディお馴染みである表面のシボ加工が施されています。

ホワイトは見た目がカワイイし気に入ったんですけど、想像以上に汚れやすさそうだったのでブラックにしておけば良かったなと思って少し後悔していたりもします(笑)

でも見た目はかなり良いので汚れを気にしないならホワイトはアリ。

ファインキャディJ500のサイズ感

サイズ感はJ300とほぼ同じです。手の中に収まる大きさでとてもコンパクトなレーザー距離計。

ファインキャディJ3という同メーカー最小サイズのレーザー距離計と比べるとこうなります。

こう見るとJ3はかなり小さいですね。

上からみるとこれぐらいの差。J500が大きいというよりはJ3が小さいだけです。

どちらか迷っている場合の大きさの参考にしてください。

本体上部には計測ボタンとモード切り替えボタンがあります。

Mはモードボタンで、高低差補正機能をオンとオフ、メートル・ヤードの切り替えに使用するボタンです。操作はワンタッチで行えて簡単。

計測ボタンを短押しで一般測定。長押しをするとピンを簡単に補足して計測できるピンファインダー機能が作動

高低差モードをオフにすると先端が赤く光るようになります。

ただし屋外だとほとんど光っているのが見えません。なのでほとんど意味がない。

以前のモデルからそうなのでそろそろ改善してもらいたいところです。

覗く部分を回転することでピント調整が可能です。

ファインキャディj3は充電式

連続使用回数は6500回。大体40回ほどのラウンドで使うことができます。

専用ケースがこちら。ホワイトを選んだのでケースもホワイトでした。

ブラックを選んだらブラックだと思います。

ファインキャディJ500の良かったところ

それでははファインキャディJ500を実際にラウンドで使用して感じた良かったところを紹介していきます。

ボイスキャディTL1やブッシュネルX3に並ぶハイスピード計測

ファインキャディ史上最速を謳っているだけあり、計測スピードはとても速いです。これがこの値段で買えるのか!という衝撃を受けました。

当サイトでのテストでは、ボイスキャディTL1ブッシュネル PRO X3という高価格なハイエンドモデルである2モデルが現状最高スピードであると位置づけています。

そして今作J500はそこに並ぶほどのスピードを感じました。

特に120m以下の計測では0.03秒台となる異次元のスピード感です。

低価格でこのクオリティを出せる開発力には正直脱帽。

スピード重視なら間違いなく満足できる仕上がりです。

小数点以下まで測れるようになった

計測距離が小数点以下まで測れるようになり、超精密な計測ができるようになりました

0.1ヤード刻みで距離を打ち分けることは不可能なので、そんな細かく測れても意味ない!というのは野暮ってもんです。

小数点以下の繰り上げや繰り下げで距離が変わるだろ!と以前言われたことがありますけど、そんな方は大満足なはず。

ちなみにですが、ぼくはこんなに細かく測れる必要はないと思っているのは内緒。

J3で評価したピン区分振動アラームをJ500でも搭載

同じく2022年モデルであるJ3から新たに追加された機能「ピン区分振動アラーム」はやはり便利

ピンファインダー測定が完了した場合は2回震えますが通常だと1回だけ振動します。

ピンファインダー機能とは:ピンなどの小さくて補足することが難しい目標物を計測するための補助機能。

背景に木などが重なっている場面でも、ピンファインダー機能を使えば最も手前側の目標物を優先的に計測できます。

ピンファインダー機能がちゃんと作動しているのかが直感的にわかるので単純に使いやすいです。

実に地味な機能なのですけど、これが搭載されたJ3とJ500は以前のモデルよりも計測がいしやすくなっています。

2万円台とは思えない本体の仕上がり

3万円以下のレーザー距離計は言ってみれば低価格帯に属します。

この価格帯だと値段が値段なだけに、チープで安モノ感のある距離計も少なくありません。

なのにJ500は非常に洗練されたデザインで、価格を考慮するとかなり高級感のある作りをしています。

ファインキャディの過去モデルJ100やJ300と比べてもプラスチック感が薄れていて、全く安っぽくありません。

2万円台にしては満足感の高い仕上がりです。

ファインキャディJ500の精度検証

今回からはブッシュネル PRO X3というブッシュネルのハイエンドモデルとの比較です。

結論をいうと、精度はブッシュネルと比較しても遜色ありません

右側がブッシュネル PRO X3す。ブッシュネルは画面下が補正距離、ファインキャディJ500は画面上部が高低差補正後の距離です。

関連【評価レビュー】ブッシュネル ピンシーカープロX3ジョルト|これぞまさに最強のレーザー距離計だ【口コミ・評判】

左がファインキャディ、右がブッシュネル。

直線距離に0.5ヤードの差がありますが、高低差補正後の距離は同じ144ヤードです。

直線距離に2ヤード近い誤差が出ているものの補正後の距離はほぼ同じ。

0.3ヤードぐらいのズレ。ブッシュネルは小数点以下の表示がないのでほぼ一緒という結果。

精度は問題なし

合計3ラウンドで使用し、精度の比較を行った結果、ブッシュネルとほぼ同じ計測ができました。

相変わらず精度が良くて安心して使うことができます。

ただし、このあとの気になるところでも書いていますが、計測の安定性ではブッシュネルと比べると劣っています。

安定性というのは何度も測り直した場合に、同様の数値がどれだけ出るかというところです。

ファインキャディJ500の気になったところ

ファインキャディJ500は価格を考えるとても完成度は高いです。

とはいえ気になるところが全く無いというわけではありません。

わずかに計測の安定性が落ちた印象がある

同一ターゲットを何度も繰り返し計測した場合に表示される数字の変動幅が大きいのが気になっています。

実際に繰り返し同じ目標を計測すると1ヤード〜2ヤードのズレが起こります。

今作は小数点以下まで計測ができるようになったからなのか?計測が細かすぎる事で起こっているのかもしれません。

正直言ってJ300やJ3よりも計測ごとの変動差がある印象をぼくは受けました。

とは言っても、精度検証でも見てもらったように、計測自体の精度は十分で、問題なく使うことができます。

ちなみにJ500は計測スピードが超速いので、この弱点もある程度カバーはできています。

代わり映えしないデザイン

ファインキャディJ500のサイズ感

ファインキャディのレーザー距離計は以前からずっとこの見た目です。

J100から5モデル目なのだけど代わり映えしなさすぎて正直飽きてきました(笑)

メーカーも意図してこのデザインを貫いているのだと思うのですが、ユーザー目線での一意見だと、見た目も購買意欲に関わってくるからそろそろデザインを刷新してほしいと思っています。

ファインキャディJ500はこんな人におすすめ

ファインキャディJ500本体
  • 計測スピードを重視するけど3万円以下で探している方
  • 低価格でも安っぽい見た目の距離計は嫌な方

今作はやはり計測スピードが最も速いレーザー距離計と言ってもいいので、スピード重視ならまず間違いなく満足することができると思います。

3万円以下だと現状最速なので、この価格帯でスピードを重視するならJ500がおすすめです。

そして低価格帯とはいえ見た目もけっこうこだわっている距離計です。安っぽさを感じさせないので、チープな見た目が嫌な方でもわりと満足できると思いますしおすすめです。

ファインキャディJ500の総合評価

軒並み高評価です。

J300時点でかなり完成度が高いレーザー距離計でしたが、さらなる高速化を実現していた点を評価します。

やや計測の不安定さはあったものの、平均した計測データの精度としてはブッシュネルと比べても見劣りしません。

これを2万円台で買えるのでコスパの高さは間違いないです。

これがめちゃくちゃおすすめ!といいたいところだけど、今ならJ3を個人的にはおすすめしたい。

J3の方がコンパクトでしかも価格も2、3000円安く、性能的にもそれほど差がないのが理由です。

おすすめ度

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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