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新製品情報

スピーダーエボリューション7試打&評価|安定性のある先中調子シャフト

まさ
まさ
どうもまさです

フジクラから発売された2020年モデルシャフト「スピーダーエボリューション7」を試打しました

2020年9月3日発売

この記事ではスピーダーエボリューション7の計測データにフォーカスをあてて性能や特徴、良かった点・気になった点を正直にレビューしていきます

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スピーダーエボリューション7の特徴

スピーダーエボリューション70003

フジクラのフラッグシップブランドであるスピーダーエボリューションの2020年モデルです

2020年のカスタムシャフト市場のキーワード的な言葉になっていますけど、スピーダーエボリューション7も大型ヘッドに対応した剛性設計を採用しています

奇数モデルということもあり、先中調子がはっきりしたモデルで先端の動きがしっかり出るタイプです

そうした中、最先端部の剛性を確保することで大型&大慣性モーメントのドライバーでもヘッド挙動を安定させてインパクトゾーンでしっかりと押し込めるようになっています

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スペック

  フレックス 重量 トルク キックポイント
351 R2 38.0 6.6  先中
R 39.5 6.6
SR 41.0 6.6
474 R2 46.0 5.1
R 47.5 5.1
SR 49.0 5.1
S 50.5 5.1
569 R 52.5 4.8
SR 54.0 4.8
S 55.5 4.8
X 57.0 4.8
661 SR 64.5 3.4
S 66.0 3.4
X 67.5 3.4
757 S 74.5 2.9
X 76.0 2.9

 

スピーダーエボリューション7試打レビュー

スピーダーエボリューション70007

スピーダーエボリューション7 661 SをPRGR RS5-Fドライバーへ装着したモノを試打しました

ロフト角は9.5°

クラブの全長は45.25インチ

フレックスはS

バランスはD2

総重量は313g

振動数は260cpm

それでは弾道計測器スカイトラックにてデータ計測を行ったのでまずはデータを見ていきましょう

 

試打計測データ

スピーダーエボリューション7弾道イメージまとめ
  スピーダーエボリューション7
ヘッドスピード(m/s) 46.7
ボールスピード(m/s) 68.3
打ち出し角(°) 14.2
サイドスピン(rpm) 102.7
バックスピン(rpm) 2465.4
キャリー(ヤード) 253.0
総距離(ヤード) 272.3
4球の平均値のデータです

結果から見てみると安定性はなかなか高いシャフトという感じでした

飛距離やスピン量に加えて方向性とフィーリングについて順番に解説していきます

 

適正スピン量でキャリーが安定

スピーダーエボリューション70005

ドロー寄りのストレート弾道でもスピン量は2500rpmと適正なスピン量となりました

平均値でも2465rpmということもあって安定してキャリーが出せるなと感じます

バカッ飛びはしませんが安定性が高くて計算ができる飛び方で好印象

初速もまずまず出ています

まさ
まさ
高さは中弾道

 

安定性の高いスピーダー

スピーダーエボリューション70006

先中系でスピーダーらしいシャフトですが、シャフトの最先端部の剛性は高めているということからもヘッドの挙動自体はかなり安定していて方向性は凄く良いです

ディアマナTBやツアーAD HDなどと比べても弾道の数値的には最も安定しています

サイドスピン量がとにかく少ない点が魅力的です

 

先端側の動きは大きめなのに不思議とブレない

スピーダーエボリューション70003

スピーダーエボリューションシリーズの奇数モデルという事で先端側の動きは大きめです

ただ最先端部はしっかりさせているので、思いのほか安定性が高いので驚きます

割とオートマ感のあるシャフトだと感じますね

ただ先端の動き自体は大きく感じるので操作性は無いので、色々と球筋を打ち分けたいという方にはあまりおすすめしません

まさ
まさ
手元側もしっかりしているので、スイングタイプ的にはタメがしっかり作れる方と好相性

 

スピーダーエボリューション7の試打レビュー動画

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スピーダーエボリューション7を試打してみてのまとめ

こんな方におすすめ

  • 切り返し時にタメの強いスイングの方
  • 飛距離と安定性を両立させたい方
  • シャフトに仕事をしてもらいたい方

動きの大きめのシャフトですので、ワッグルしてみた時と実際にスイングしてみた時のギャップにまずは驚きました

打ってみたらあまり曲がらずに方向性が非常に優秀でコンスタントにキャリーを稼いでくれるモデルです

オートマ感が強いし操作性は乏しいのと、ぼく個人としては左に打ち出していってフェードを打ちたい派なので少し使いにくさは感じます

実際には捕まりすぎることもなく丁度いい打球が出るのですが、動きがしっかり出るので不安に感じる部分もあります

打ち手は割と選ぶので万能なシャフトではありませんが、ハマると威力を発揮しそうだなと感じさせてくれるシャフトでした

 

おすすめ度:

以上、ツアーAD HD試打&評価|先端ちょい硬だけど癖のないしなり感と中低スピンで伸びのある弾道が魅力。という話題でした

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スピーダーエボリューション7の各メーカーのスリーブ付きシャフト

ABOUT ME
まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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