どうもまさです
2019年の全米オープンで悲願のメジャー初優勝を飾ったゲーリーウッドランド
低弾道ショットや、安定したショット、ショートゲームの巧みさなど、全てを高次元でこなすプレーヤーでありながら飛ばし屋として有名です(平均飛距離309ヤードでドライビングディスタンス11位)
そこでこのページでは、『ゲーリーウッドランドのクラブセッティング』についてご紹介していきます
是非クラブ選びに参考にしてください
目次
ゲーリーウッドランドの最新クラブセッティング
HBD to the King of Sting, @GaryWoodland. 👑🐝pic.twitter.com/BNPkln5m5a
— Wilson Golf (@WilsonGolf) 2019年5月21日
ドライバー:PING G410 PLUS
- ロフト:9度
- シャフト:Accra TourZ RPG 472
- フレックス:M5+
- 長さ:44.75インチ
ゲーリーウッドランドはウィルソン契約ながらドライバーには、PING G410 PLUSを使用しています(このモデルの前にはG400を使用しており、その流れで新作に移行した模様)
2019年に発売されたモデルの中でも直進性と飛距離性能の評価の高いドライバーです 後述する3番ウッドにはLSTという捕まりすぎを抑えた低スピンモデルを入れていますが、こちらはG410の3機種中最も直進性が高く、優しく高弾道打てるタイプであるPLUSを採用しています
理由としてはロフト角9度のモデルを7度に調整して使用しているため。2度もロフト角を立つ方向に調整している為、フェースアングルが開くことから、LSTではなくPLUSをチョイスしているのでしょう
また装着シャフトにはAccra TourZ RPG 472というモデルを使用しています M5+というのはX+相当のフレックスになり、シャフト重量は75g。日本ではまだ馴染みの少ないシャフトですが、最先端の複合材料を9つも使用している高性能モデル
キックポイントは中元調子で先端剛性が高く、手元側の粘り感が特徴的で、比較的トルクの大きめのシャフトです(X+でも3.5)
関連PING(ピン) G410 PLUSドライバー試打レビュー|G400の計測データと比較検証
3番ウッド:PING G410 LST
- ロフト:14.5度
- シャフト:Accra Tour ZX 4100
- フレックス:M5
- 長さ:42.5インチ
フェアウェイウッドは1本のセッティングで、PING G410LSTの3番を使用中
ドライバーはPLUSですが、こちらはLSTという低スピンモデルを採用。さらにロフトは0.9度立てて13.9度で実際に使用しているようです
シャフトにはドライバーに装着しているモノと同じメーカーであるAccra。フレックスはM5というX相当です
ドライビングアイアン:ウィルソンstaffプロトタイプ
- ロフト:18度
- シャフト:KBS Tour C-Taper 130
- フレックス:X
2番アイアン相当のアイアン型ユーティリティを使っていますが、こちらは完全なプロトタイプのようで現在これ以上の情報がありません
アイアン:ウィルソン Staffモデルブレード
- 番手:3番〜PW
- シャフト:KBS Tour C-Taper 130
- フレックス:X
ウィルソン契約となり、アイアンには現在アメリカやヨーロッパで大人気の『ウィルソンstaffモデルブレードアイアン』を使用中
ウィルソンらしい、クラシカルな見た目と薄いトップブレードがカッコいいモデル。ウッドランドの切れ味鋭いアイアンショットを支えるマッスルバックアイアンです
シャフトにはKBS C-Taper 130のXとなかなかのハードスペック。カラーリングがブラックですが、リミテッドエディションの特別カラーシャフトを装着しています
日本国内モデルは未発売で、欧米モデルのみの展開のようです。下記のリンクでは取扱い店の情報も掲載しています
関連ゲーリーウッドランド使用『ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン』特徴とおすすめの取扱店について紹介
ウェッジ:タイトリスト Vokeyデザイン SM7
- ロフト:53度-08F、58度-10s
- シャフト:KBS Hi-Rev 2.0 125
- フレックス:X
ウェッジには定番のVokeyウェッジの53度と58の組み合わせで使用中
シャフトにはKBS社のウェッジ専用シャフト、Hi-Revを使用中。アイアンに装着されているシャフトよりも柔らかめでしなりが出やすいタイプを採用しています
これはタイガーウッズや世界の名手たちが取り入れているのと同様の組み合わせです(アイアンよりもワンフレックス程度柔らかいシャフトを入れる)
ウェッジ:テーラーメイド HI-TOE
- ロフト:64度
- シャフト:KBS Hi-Rev 2.0 125
- フレックス:X
- バランス:D-3
ウッドランドが最近新しく取り入れたのが64度のウェッジであるテーラーメイド HI-TOE
マキロイやダスティンジョンソンなどの飛ばし屋同様にウェッジの本数を増やすというセッティングです
関連テーラーメイド HI-TOE(ハイトゥ)ウェッジの特徴&取扱いショップ情報
パター:スコッティキャメロン ニューポート プロトタイプ
パターはキャメロンのニューポートタイプで、完全なプロトタイプを使用中
使用グリップ:ゴルフプライド ツアーベルベットコード
ボール:タイトリスト プロV1
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まとめ
2019年全米オープンチャンピオン、ゲーリーウッドランドの最新クラブセッティングの紹介でした
最近のPGAツアーでも珍しいほどにロフトの立ったドライバーや3番ウッドを使用するなど、個性的なセッティングですが、ウェッジを増やしたり、シャフトの組み合わせなど大いに参考になる部分がありそう
今後もセッティングが変わり次第随時更新していきます
以上、【2019】ゲーリー・ウッドランドの最新クラブセッティング|全米オープンチャンピオンこだわりのギア
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