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試打&評価

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+|粘りと走りの絶妙なバランス感【口コミ・評判】

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+10

今回は日本シャフトの「レジオフォーミュラMB+」の試打計測を行いました

レジオフォーミュラMBの後継というか続編になのかな?2021年1月に発売されていたもので、ずっと気になっていたのに購入していなかったシャフトです。それをようやく購入したのでGCクワッドで計測を行ったのと、実際にラウンドでも使用してみました

結論、スペック表のデータよりも振りやすく、それほどハードなものではありませんでした。万人受けすると思うし、癖もあまりないのでヘッドを選ばない万能なシャフトとしておすすめです。個人的にはこれをメインシャフトとして使っていく予定。それほど気に入りました

テクノロジー部分の特徴は、シャフト全長にT1100Gと7軸組布、そして中間から手元部分には9軸組布を組み合わせるという贅沢な仕様です

この多軸組布シートはいろいろなシャフトメーカーやモデルで使用されていますが、スイング時の楕円化など、変形を抑制する効果が期待できます。復元力が増し、初速アップが期待できるとメーカーは謳っています

また、ねじれ剛性も高めていることから操作性もアップすることや、昨今の大型ヘッドとのマッチングも良いとのこと

MB+は中元調子
【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+5

それでは詳しいデータを見ながらレジオフォーミュラMB+についてレビューしていきます

計測に使用したクラブのスペック

  • ヘッド:ゼクシオエックス
  • ロフト角:9.0°
  • シャフト:レジオ フォーミュラ MB+ 6
  • フレックス:S
  • 長さ:45インチ
  • 振動数:263cpm
  • トルク:2.9
  • ボール:タイトリスト プロV1x
  • 弾道計測器:GCQuad
弾道計測器はPGAツアープロも多数使用する「GCQuad」です
まさ
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レジオフォーミュラMB+試打計測データ

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+

▼平均のデータが下記

ヘッドスピード(m/s) 46.7
ボールスピード(m/s) 67.1
打ち出し角度(°) 17
打ち出し方向(°) 0.3(右)
バックスピン(rpm) 2265
サイドスピン(rpm) -292(L)
ピーク時の高さ(yd) 43.2
降下角度(°) 45
センターからのブレ(yd) -15(左)
キャリー(yd) 262.5
総距離(yd) 276.5
スマッシュファクター 1.44

以上が計測データになります。キャリー262.5ヤード、トータル276.5ヤード

飛距離に関してはめちゃくちゃ伸びたということもありませんが、水準以上の飛びは期待できるシャフトといえます。初速はここ最近のカスタムシャフトの中でも速く、67m/s越えはいい数字です。スピン量との兼ね合いもあるため、スピンを減らせるヘッドだとさらに飛ばせるでしょう

そのバックスピン量ですが、2000~2400回転あたりを推移しており、極端な低スピンシャフトではないことがわかります

もっとバキバキの低スピン系かと思いきやそんなこともありませんでした

弾道イメージ

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+3

弾道は基本ドロー系でした。これは使用ヘッドがゼクシオエックスなのも影響はしています

ゼクシオでもこれぐらいにサイドスピン量を抑えられるので、捕まりすぎる心配はないでしょう。つまりニュートラルな弾道が得られるタイプ

弾道を重ねたイメージ

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+1

弾道を重ねたイメージがこちらになります。弾道にバラつきはなくて一貫して同じような打球傾向です

先端部の剛性も高く、変に捕まりすぎることはありません

弾道のバラつき

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+2

スピン量が極端にばらつく事がないので高さも一定しています。キャリーの誤差が小さいところも素晴らしいです

 

レジオフォーミュラMB+はカタログスペックよりもマイルドな振り心地で最高に振りやすい

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+9

6sで振動数が263cpm、トルクが2.9ということだったし、カタログスペックを見た段階だとバキバキでかなりハードなシャフトかな?と思っていましたが、振ってみると数字からくるイメージとは良い意味で違いました

手元側は結構しなりを感じられるので、実際にはあまりハードさを感じません。対して中間部はハリがあってしっかり目。おかげで粘り系シャフトなのにしなり戻りもけっこう速く、加速感も十二分に感じられます。先端もゴリゴリに硬いこともなくて捕まり具合もちょうど良いです

それでも走りすぎるということがなく、インパクトのタイミングがとても合わせやすし、叩きたい時はまあまあ叩けます

個人的には走りすぎるシャフトは苦手ではあるものの、レジオMB+は粘りと走りのバランスが絶妙で最高に気に入りました

とにかく振り心地が良いので最高に気持ちが良いシャフトです。癖がほぼありませんし、ヘッドタイプは基本的に選ばないと思います

というわけでスペック選択は特に考えすぎる必要もなくて、普段使っているような重量帯とフレックスを選べば問題ないでしょう

 

レジオフォーミュラMB+のデザインについて

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+5

レジオフォーミュラMB+はブラックベースにゴールドの模様が入っています

デザインは結構落ち着いているので、ヘッドカラーを選ばず組み合わせることができると思います

 

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+6

手元側はこんな感じです。真っ黒かと思っていましたが、模様が入っています

 

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+7

先端側も同様です。真っ黒ではなくてゴールドの模様がうっすら入っています。これが意外にカッコいい

 

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レジオフォーミュラMB+の総合評価

【試打評価】日本シャフト レジオフォーミュラMB+11

バカッ飛びするというシャフトではありませんが、丁度いいスピン量で飛ばせ、18ホール安定して振っていける安定感が魅力です。粘りと弾きのバランスも絶妙でフィーリングは最高でございます

そして多軸組布シートを採用していることから振りにいってもクラブが暴れません。操作性もよく、球筋を操りたい方にも最適

硬さは3にしていますが、振動数やトルクの数値よりもしなりを感じられ、扱いやすいシャフトだからというのが理由です

価格はやや高めですが、素材使いから性能まで納得のクオリティのシャフトです

おすすめ度

 

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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