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【試打評価】テーラーメイド ツアーレスポンス 2022|コスパ重視ウレタンボールでは最強か【口コミ・評判】

【試打評価】テーラーメイド ツアーレスポンス2022-10

ツアー系のスピン系ボールは高性能だけど高価。さらにコンプレッションも高めな場合が多く、ヘッドスピードが速いゴルファーが対象であることもあります。ですが、実際50m/s以上のスイングスピードが出せる方の割合のほうが少ないですし、無くなった場合のメンタルへのダメージも高いことが問題点

そこで今回買ったのがテーラーメイド ツアーレスポンス(2022)。このボールはシリーズ2作目にあたり、高性能だけどツアーボールよりも価格が安いことから評判も良かったものです

前作との違いはディンプルパターンだそうで、空力性能がさらに高まっているとのことですから期待大。あと、わずかにコンプレッションも下がり、よりソフトなフィーリングとなったようです

それでは早速、詳しいデータを見ながらテーラーメイド ツアーレスポンス2022についてレビューしていきます。比較対象にはタイトリスト プロV1xを使用

計測に使用したドライバーのスペック

テーラーメイドsimドライバー11
  • ヘッド:テーラーメイド SIM
  • ロフト角:9.0°
  • シャフト:アッタスダース
  • フレックス:S
  • ボール:テーラーメイド ツアーレスポンス 2022
  • 弾道計測器:GCQuad

弾道計測器はPGAツアープロも多数使用する「GCQuad」です

まさ
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テーラーメイド ツアーレスポンス2022試打計測データ(ドライバー)

平均データ

 ツアーレスポンスプロV1 X
ヘッドスピード(m/s)46.346.5
ボールスピード(m/s)66.267.2
打ち出し角(°)1715
打ち出し方向(°)-0.4(左)-0.9(左)
バックスピン(rpm)21452319
サイドスピン(rpm)99(右)-99(左)
ピーク時の高さ(yd)41.538.2
降下角度(°)42.842.8
センターからのブレ(yd)3(右)-9(左)
キャリー(yd)262.9260
総距離(yd)279.9273.6

以上が計測データです

キャリー268.5ヤード、トータル286.3ヤード

キャリーとトータル、ともにプロV1xよりも出ました。初速はプロV1xには劣っているものの、バックスピン量が抑えられていることで飛距離が出ています

実際に飛んでいくさまを見てもかなりの強弾道です。新ディンプルの効果も感じられるし、とにかく推進力が抜群でした

弾道はやや高め。中から高弾道に位置しています

 

低コンプレッションなのに初速が速いのが素晴らしい所

ツアーレスポンス2022はウレタン系ツアータイプの中で考えると一際低コンプレッションです。メーカーが公表しているデータでもコンプレッション70となっていて、かなり柔らかいボールだといえます(前作はたしか71ぐらいだったと思います)

低コンプレッションだと、ドライバーなどのロングショットで使用するクラブでボールの中心部(コア)が潰れやすくなるため、速いヘッドスピードを必要としなくなるなどのメリットがあります。さらにコアが柔らかいとバックスピン量を抑える効果もあります

実際、データ計測でもプロV1xよりもスピン量は少なくなっていますし、おなじく柔らかいボールであるキャロウェイ クロムソフトシリーズに近い低スピンボールを実現していました。ツアーレスポンスはバックスピンを減らせる効果が期待できます

ただ、低コンプレッションボールのデメリットはボール初速が出にくくなることです。初速が出にくくなることによって飛距離が思いのほか出ない、というパターンも有り得ます

ところが、今作は初速はある程度維持できていました。平均値は66.2m/s。これは中々優秀なデータです。タイトリストAVX2022や、クロムソフト2022と同等

低コンプレッションでも初速性能をキープしている点に今回は驚かされました。飛距離にも期待できますし、感触も柔らかくてフィーリング面にも満足できます

 

テーラーメイド ツアーレスポンス2022のスピン性能

ドライバーでは飛距離が出ますが、スピンがかからなければハイエンドツアー系ボールには対抗できない。ということでラウンドでもGCクワッドを使って計測していきます

 

9番アイアンでのデータです。打ち出しもそれほど高くないですし、バックスピン量は9000回転弱となり十分すぎます

これ以外にも計測を行いましたが、アイアンショットに関しては文句がありません

 

では50ヤード以内のアプローチではどうか。小さい振り幅でもスピンを効かせられるかが重要ですが、30ヤード前後でも5000回転をキープ。20ヤード以下でも4000回転弱かかります

データだけでなく、目視でも確認していますが、しっかりとブレーキがかかっていました。ショートゲームでのスピン性能も十分。もはやスキがありません

 

テーラーメイド ツアーレスポン2022の構造とデザイン

テーラーメイドのベーシックなロゴがはいります。TP5などと変わりはなさそう

ディンプルパターンもTP5などに使われているものと同様です。空力性能も上々で申し分ありません

 

ツアーレスポンスの文字も細めで主張しすぎないところが良いです

 

切断面がこのような感じです。ツアーレスポンスは3層構造(3ピース)、高弾性素材のHFM(ハイフレックスモデュラス)というものがマントル部に採用されています。柔らかいけど初速がでるのはこれが理由っぽいです

そして歪みもなく品質面も素晴らしいです。特に驚くのがカバーの薄さ。低価格のウレタンカバーボールではコストコボールもなかなか良いですが、カバーの薄さはツアーレスポンスと全く異なる部分です

ショートゲームでもスピンがかかるのも納得ですし、パターの打感が極めて柔らかいのもうなずけます

 

テーラーメイド ツアーレスポンス2022の総合評価

性能面では完璧に近いです。1ダース4,000円弱〜5,000円強で販売されていますが、6,000円以上するハイエンドウレタンボールと比べても遜色ありません。評価は軒並み高い結果となりました

というか、むしろこれのほうがパフォーマンスが良いとすら思えます。というのも低コンプレッションのため、ツアープロ並のヘッドスピードを必要としないからだと考えます。ドライバーのヘッドスピードが40m/s前半〜中盤ぐらいが最も美味しいと思います

弱点を上げておくと、50m/s以上のスピードが出るなら相性は悪くなる可能性もあるので、超パワーヒッターには強くおすすめできません。が、ぼくをはじめ多くのアマチュアゴルファーにはとても強力なボールとなるでしょう

超安いわけではありませんが、この性能でダース5,000円前後と考えるとコスパは素晴らしいです

おすすめ度

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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