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試打&評価

【試打評価】ザ・チャンバーパター|過去最高の直進安定性でエース使用確定【口コミ・評判】

【試打評価】ザ・チャンバーパター15

今回はUSLPGAツアーで活躍するレキシートンプソン選手も使用する「チャンバーパター」のサンプルを提供してもらったので試してみました

【試打評価】ザ・チャンバーパター1これはレキシー・トンプソンモデルの限定タイプ

世界初のオールカーボンボディを採用したパターでフェース全面がスイートスポットといわれていたりするものですが、パターが雑魚なぼくはめちゃくちゃ気になっていました

なお、あまりの高性能ぶりに現在ぼくのエースパターへと昇格してしまっております。素晴らしいクラブです

ちなみに弱点を探してみたんですが、悔しい事にこれといった弱点は特にありませんでした。パッティングをストレスなく打ちたいと思っている方がいれば、はっきり言っておすすめできます

間違いなく最高峰の安定性

【試打評価】ザ・チャンバーパター2

冒頭でも触れたとおり、チャンバーパターのボディはオールカーボンでできています。最近はカーボンと聞くだけで反応してしまうぐらい話題の素材

なぜボディに採用されたのがカーボンなのかというと、最近主流のカーボンコンポジットのドライバーなんかと同じ理屈でヘッド全体を軽量化するためです

今ではテーラーメイドがカーボンウッドなんて言ってフェースまでカーボンのステルスドライバーを発売しているのも話題ですね

これによってヘッド重量の10%がカーボンで、残りの90%がウェイトという構成を実現。そしてこのウェイト部分をヘッドの周辺部分に配置することで慣性モーメントがかつてないほど大幅に向上しています。簡単にいうと芯が広くなって打点ブレに強くなり、イージーなパターになるということです

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター3

ここまで聞いてみると、はいはいスパイダーパターみたいなやつね。とぼくも当初思っていたので「実際そこまで変わらないでしょ」と考えていました

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター6

ですが、実際に現物が届いて打ってみるとチャンバーパターは紛れもないホンモノだと確信しました。フェースの全面がスイートスポットという記事もネット上でちらほら見ましたが、それもあながち嘘ではないなと思えるほど安定性が高くオートマチックなパターです

とはいえ、全面スイートスポットは言い過ぎかなとは思います。さすがにめちゃくちゃ先で打ったりヒールで打てばヘッドのブレはでました

まあ、たしかに最小限には抑えられていると思うので、打点が安定しない人には最高すぎます。それがぼくなんですけど(笑)

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター5

グリップは75gものが入っています。形状はスーパーストロークみたいなやつです

チャンバーパターはアドレスが決まればショートパットの成功率が飛躍的に高まる

 
 
 
 
 
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とにかくストロークの安定感は他に類を見ないほどです。衝撃的なほど2m以内のパッティングが簡単になりました。実は公式では3m以内は直進性を保ちますといっていて、それは実感できます

当然アドレスでラインがズレれば入らないのがパッティングなので、100%入ることは有り得ませんが、自分の狙ったラインにこれほど打ちやすい感じたことは今までありません。入らなければライン読みが間違っていたんだなというだけ

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター4

アドレスのセットアップがしやすいのも気に入りました。ヘッドカラーは2種類用意されていますが、フェース上部がホワイトカラーになっているタイプと全てブラックがあります

ぼくとしてはホワイトカラーの方が圧倒的にセットアップしやすいと考えています。加えてアライメントラインも長くて太めのラインが入っているのでフェース面をスクエアに合わせやすいです

ウェイトの調整機能がある。ぼくは軽い方が好き

【試打評価】ザ・チャンバーパター10

チャンバーパターはウェイトの調整が可能です。このウェイトを交換することで慣性モーメントを変更することができます。もちろん重たくすることで慣性モーメントは大きくなる

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター9

ソールの両端に2つのウェイトが装着されています。アルミとタングステンの2種類が付属

 

【試打評価】ザ・チャンバーパター11

元々は軽い方のアルミが入っていますが、タングステンに付け替えると別物かというぐらいに重たくなります。安定性を追求するならタングステンの方がいいでしょうが、ここは好みで大丈夫です

 

個人的には軽い方のアルミが好き。というのもこれはぼくの癖なんですけど、ヘッドが重すぎると球足が強くなりすぎてしまって、緩みの原因になってしまうから

ナイロンポリマーフェースの打感は好みが分かれそう

【試打評価】ザ・チャンバーパター17

フェースインサートはナイロンポリマーなのだけど、これがかなり不思議な打感と打音です。好みが分かれそうなのはここでしょう

打感としては柔らかめに分類できますが、音がこもった感じで独特

ロフトがすくないのでハンドファースト強めに打つ人には合わないかも

【試打評価】ザ・チャンバーパター

デメリットは探しても特に見当たりませんでしたが、強いていうならロフト設定です

1.5度と市販されているパターの中でもロフトが立っているモデルになります。つまりハンドファーストが強くインパクトする人にとっては立ちすぎ

反対にハンドファーストのインパクトがそれまで強くない方には転がりが良くなる可能性は高いですが、ハンドレートのインパクトイメージがついてしまう懸念点もあります

とまあ、弱点としてはかなり弱く、安定感と打点ブレへの強さというメリットの方が圧倒的に大きいパターです

オーソドックスな見た目で超簡単なパターを探しているならおすすめ

【試打評価】ザ・チャンバーパター16

大慣性モーメントのパターといえば、異形ヘッドが多いですが、チャンバーパターはオーソドックスな形状なのに素材をうまく使って異形の大型マレットパターと同等かそれ以上の安定性を実現している点が評価できます。個人的に最強に簡単なパターだと思っています

そんなわけなので、簡単なパターは使いたいけれど、異形ヘッドにどうしても馴染めないと感じている方にとって導入しやすいのは単純にメリットです

なお、価格は6万円以上するのでけっこう高めの設定ですが、構造的にオールカーボンボディだったりでコストがかかってしまうし、価格に見合うだけの性能は確かにあるのでおすすめできるパターです

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