試打&評価

タイトリストU510試打評価レビュー|弾き感が強い、飛距離重視のアイアン型ユーティリティ

タイトリストのユーティリティアイアンであるU510を試打しました

どんなクラブなのか、そしてどういった方におすすめできるかをレビューしていきます

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飛距離性能に特化したアイアン型ユーティリティ

タイトリストU510バックフェース-2
タイトリストセレクトストア取扱製品のため、オンラインのショップではUSモデルしか購入できません
まさ
まさ
USモデルならフェアウェイゴルフが断然安くておすすめです

タイトリストとしては、アイアン型ユーティリティとしてのクラブを発売するのは久しぶりと言えるでしょう

とはいってもT-MBなどの中空アイアンを出していたので、それに近いモデルだと考えるのがわかりやすいですが、今回試打したU510に関してはワイドソールで打ちやすさを全面に押し出したモデルになっているので、そのあたりにも注目してみていきましょう

ちなみにUSモデルにはロフト角16度の1番というスペックが用意されています

参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説

タイトリストU510の特徴

機能性に妥協せずに、最大限打ちやすいユーティリティアイアンに仕上げているのがU510

同時発売されたU500と比較しても、いかにもユーティリティという出で立ちで、高弾道化による飛距離アップを狙っているのがはっきりとわかるモデルですね

フォージドSUP-10のL型極薄フェースインサート

タイトリストU510フェース-2

今回のユーティリティアイアンU510には、極薄のフェースインサートを搭載していて、弾きが強いのが特徴のひとつ

こういったところも飛距離に特化しているポイントとなっています

メリットとしては、L型の形状のフェースになっている事で、フェースの下部でヒットしても初速が落ちにくいという点とのこと

低重心&高慣性モーメント

タイトリストU510トウ側-2

現行のアイアン型ユーティリティの中でもかなりのワイドソール形状となっているU510

打球の上がりやすさに加えて、ソールの滑りも良くなっています

ヘッドの内部に高密度のタングステンウェイトが内蔵されているとのことで、ヘッドの形状に加えて重心設計自体も低いです

タングステンウェイトの重量自体は98gとなっているようで、これは同タイプのユーティリティアイアンの中でもトップクラスの荷重体です

U510の試打クラブスペック

タイトリストU510試打クラブ

今回試打に使用したのは4番でロフト角は23度。4番と考えれば標準的なロフト設計なので、ノーマルロフトに近いアイアンを使用している方でも、セッティングに加えやすいスペックです

国内モデルの標準装着シャフトとなっている「Titleist MCI Matte Black 70」を装着したモデルを試打しました(シャフト重量は72g程度)

総重量は376gということで、市販品のユーティリティアイアンとしては比較的重量のあるほうです

トルクは3.5前後の先中調子なので、ハードすぎるモデルではないですね

 

U510の試打計測データ

スカイトラック本体とipadproスカイトラックにて計測しました

試打計測には弾道計測器スカイトラックモバイルを使用して行いました

コースボールを使用しての計測となっております

U510-スカイトラック2D計測データ左上(1球目)、右上(2球目)
左下(3球目)、右下(4球目)
ヘッドスピード(m/s)41.0
ボールスピード(m/s)57.0
打ち出し角(度)15.9
打ち出し方向(度)1.1(右)
バックスピン(rpm)4721
サイドスピン(rpm)-418(左)
センターからのブレ(yd)-6.7(左)
キャリー(yd)197.9
総距離(yd)210.8
4球の平均値のデータです

まず飛距離だけ見ていくと、4番とは思えないほど飛距離が出ています

ぼくが現在メインで使用しているユーティリティである、TW747UTの21度と同等の飛距離が出ていて驚きます

ロフト角だけでいえば3度の違いがある中、ここまで飛距離が出るとなると「飛距離性能の高いユーティリティアイアン」だとはっきりと言えますね

 

ドロー系の球筋で弾道も強い

U510の弾道 2

ほぼ真っすぐ打ち出せるのですが、フック回転が強めで全体的に打球は左方向へ集まりました

平均値では左に6.8ydですが、最大で左に行ったもので13ydです(1球右にいったので平均値が下がりました)

タイトリストU510アドレス-2 2

アイアン型ユーティリティはウッド型に比べて左には行きにくいというのが一般的な考え方なので、この結果は意外でした

Titleistはやはりライ角がややアップライトなことに加えて、適度なグースネック形状も影響してか、捕まりはやや強めです

もちろん今回試打に使用したシャフトの影響も関係してきますが、ヘッド単体で見ても捕まりは良いほうです

 

専用シャフトの振り心地や打感などのフィーリング

専用シャフト:Titleist MCI Matte Black

タイトリストU510シャフト-2標準装着のカーボンシャフト、タイトリストMCH

ユーティリティアイアン用のシャフトとして、国内モデルに標準装着されているモデルです

トルクも3台の中盤

トルクだけ見ると扱いやすくしなり感も適度にありますが、先端の動きが顕著で、インパクト付近でのしなり戻りが強いタイプです

ユーティリティアイアン用に、打ち出し角を出すための設計でしょうが、捕まりが良すぎるという一面もあります

フッカーなら別のシャフトを検討するか、はじめからUSモデルを選択するのが良いでしょうね

重さ的な話では、ヘッドスピードが40m/s後半や50m/s台に入る方には軽くて物足りないはずですが、40m/s中盤までなら最も振りやすいスペックです

40m/s前半の方だと、そもそもこの手のクラブ自体が難しいので、別のモデルをチョイスするほうが無難です

 

フェースの弾きが強くて、まさにユーティリティという感じ

弾き感の強さを感じますが、まさしくユーティリティだなというフィーリングです

打感には結構こだわるほうですが、全く嫌な感じはしません

ヘッドの形状からくるイメージと一致するので、納得感の方が強いというのが正直なところです

なので、アイアン形状だからといって過度に打感の柔らかさなどに期待してはいけないモデルだと言えますね

 

おすすめできるゴルファーについて

今回の試打では捕まりの良さが際立ちましたが、アイアン型のユーティリティなので弾道の高さはそれほど出ません

打ち出し角で言えば、15.9度

21度のウッド型ユーティリティだと18度〜19度ぐらい上がるので、弾道的にはやはり低くなります

ヘッドスピードが44m/s以上は欲しいのですが、その中でも上がりすぎを抑えて200yd付近を狙って行きたい方。結構ターゲットは狭いですが、こういった方向けです

あとは左に行きにくいわけでもないので、力のあるスライサータイプの方にも結構おすすめできます

注意点としては、大型のユーティリティアイアンとはいえ、ウッド型に比べるとミスヒットには寛容ではないです

はっきり言って難しいクラブであることは間違いないので、スイング自体の安定性は必要で、ミート率が高い人向けであることは頭に入れておきましょう

先端剛性高めのシャフトで更なる強弾道化を狙うのも面白い

TENSEI CKオレンジ ハイブリッドのデザイン

試打に使用したのは先端に動きのあるカーボンシャフトだったので、先端剛性の高いモデルと組み合わせると面白いかなと感じます

候補はTENSEI CK PRO オレンジハイブリッド、もしくはフジクラのMCHなどが良いでしょう

より厚いインパクトが出来て強弾道になりそう

そうなるとさらに飛距離が出てもおかしくないですし、ティーショットでも威力を発揮できそうです

アイアンにスチールシャフトを使っている方ならモーダスGOSTだと左方向への打球を抑制できるのでかなりおすすめできます

関連TENSEI(テンセイ)CK Proオレンジハイブリッド試打評価レビュー:強弾道で安定性抜群の意外と優しいユーティリティ用シャフト

関連【モーダスハイブリッドGOST(ゴースト)】試打評価レビュー|Graphite On Steel Tecnology

 

タイトリストU510を試打してみての総合評価

U510評価チャート

アイアン型ユーティリティとしては、突出した飛距離性能ですので、ここは文句なしに満点とさせてもらいます

反面、やはりアイアン型なので優しさはそこまで感じられません。打球の上がりやすさではウッド型には勝てないので、このような結果です

楽に打てるクラブではないので注意が必要ですが、弾道を抑えながらも飛距離が出るアイアン型ユーティリティを探してい方には良いと思います

また力があって、ウッド型だとどうしても吹き上がってしまうというパワーのあるフェードヒッターにもおすすめできます

ただ総合的にみると、ウッド型であるTS2やTS3のハイブリッドの方が完成度が高いので、そちらを選ぶ方が無難です

ウッド型のユーティリティがどうしても苦手という方が対象と思ってもらうのがいいでしょうね

以上、タイトリストU510試打評価レビュー|弾き感が強い、飛距離重視のアイアン型ユーティリティ。という話題でした

関連【2020】アイアン型ユーティリティおすすめランキング【やさしく飛距離が稼げる】2018年3月2日

 

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