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【試打評価】ヤマハVDアイアン| 小ぶりなのに超安定するツアー系ポケキャビ

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー15

ヤマハVDアイアンの試打計測(計測にはGCQuadを使用)を行いました

今作はVDツアーアイアンというツアープロが使用するモデル並の小ぶりなヘッド形状なのにポケキャビで寛容性も向上させているというヤマハの意欲作です。個人的には発表段階から特に気になっていたのがこのVDアイアン

ロフト角も最近では標準ロフトと呼べるもので7番だと32°というスペックです。このロフト帯で優しく打つことができ、尚且打感や操作性も求めている方にとっては待望のアイアンと言えるでしょう

計測に使用したクラブのスペック

  • ヘッド:ヤマハVDアイアン
  • 番手:7番
  • ロフト角:32°
  • シャフト:NS PRO 950NEO
  • フレックス:S
  • ボール:タイトリスト プロV1x
  • 弾道計測器:GCQuad
今回も弾道計測器はPGAツアープロも多数使用する「GCQuad」です
まさ
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結論:小ぶりなのに超安定。最高におすすめ

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー6

結論から言うと最高!この一言に尽きます。打感、操作性、小振りなヘッド形状、そしてミスに対する寛容性。これらを高い次元でまとめているのがヤマハVDアイアンです

実際に打ってみて革新したのは、これは間違いなくヒットする!という事です。ヤマハはオールラウンドアイアンと謳っていますが間違いない表現だと思います。ヤマハすごい

まず顔が抜群に良いです。上記画像を見てもらえればわかるとおり、完全にアスリート好みのアイアン。トップブレードの厚みやオフセットの付け方もちょうど良いです。なのにバックフェースを見ると大型ポケットキャビティアイアンかよ!と思えるギャップが見事

打感がどうかなという不安はありましたが中々良い出来栄えです。マッスルバックにはさすがに劣りますがポケキャビなんで十分すぎます。クロモリ鋼でも打感は問題なし

そして寛容性。まずフェース下部でのヒットに強くてボールも上がりやすくて簡単。左右の打点ブレにも強さを発揮しています。超大型よりは劣るけれど結構な小ぶりヘッドなのを理解してもらいたいと思います

ただ、バックスピン量はハーフキャビティ系やマッスルバック系よりは1000回転ほど少ないデータとなりました。ここには影響はでていると感じました。スピン重視なら厳しいかもしれませんが、高さで補えているので弱点とまではいきません

まさ
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とまあ、ここまで見てもらえればわかるとおり、決定的な弱点らしい弱点はないです。昨今のハーフキャビティ系アイアンは進化が止まってきたと感じる今、このサイズ感と顔の良さでポケキャビを作れたというのが最高です

スピン量以外にも難点を上げるとすればバックフェースデザインがギラギラしすぎてあんまりカッコよくないところ。もう少し落ち着いたマットな質感とかにしてもらえれば良かったなと感じています

あとはロフトは特別立っているので、見た目から入ってくるイメージほどは飛ばないという点でしょう。ただし、これは今使っているアイアンのロフトから移行したいけれど、優しいアイアンはだいたいロフトが立っていて使えないと感じている方が多いからメリットだと感じる方が多いはず

ヤマハVDアイアンの試打計測データ

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー

▼平均のデータが下記

ヘッドスピード(m/s)37.2
ボールスピード(m/s)50.7
打ち出し角度(°)21.4
打ち出し方向(°)2.0(L)
バックスピン(rpm)5427
サイドスピン(rpm)367(L)
ピーク時の高さ(yd)48.5
降下角度(°)34.2
センターからのブレ(yd)-11(L)
キャリー(yd)160.4
総距離(yd)174.2
まさ
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全体的に捕まり傾向ながら、弾道は揃っていて一貫性があります。バックスピン量は少なめな印象はあります

▼弾道イメージを見てみるとこんな具合

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー1

弾道を見てもほぼ同じような打球が続いているのがわかります。安定しています

ヤマハVDアイアン評価レビュー

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー16

ロフトよりも若干飛ぶイメージ。バラつきが少ないのも強み

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー4

飛距離に関してはロフトなりといえばそうですが、若干飛ぶかなという程度でした。平均キャリーは160ヤード

ポケキャビらしく初速が出ているのが理由かと思います

飛距離はまあロフト的に特別飛ぶわけではなかったですが、それよりもバラつきが少ないの印象的です。縦距離が5ヤードほどの誤差しかありません。これは嬉しい

実際打ってみた結果でも打点の縦方向のブレが割と起こっていて、打ち出しやバックスピン量の変化は出ています。ですが、結果としては飛距離にそれほど大きなブレは起こりませんでした

結構小ぶりなヘッドなのに5ヤードほどの距離のバラつきしか出ないのは最高でしょう。超大型ヘッドのアイアンよりはさすがに弱いですが、このヘッドサイズであればこれ以上ない完成です

 

自然に捕まるタイプ。操作性は良いのに安定する

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー2

小ぶりなヘッドらしく自然にターンしてくれて捕まるタイプでした

印象的なのはほぼ同一地点に落下しているところ。縦距離もそうでしたが、横方向へのブレも相当に小さいです。この一貫性は強みでしかない

それでいて操作性が良いのが素晴らしいです。上下左右の打ち分けも可能で、ツアー系アイアンとポケキャビの良い所どりとはこのこと

バックスピン量は多いものだと6000中盤の数値なのでそれほど問題ではないです。フェース上部でヒットした際には4000回転台まで落ちていますが、降下角度に大差はありません。この降下角度は平均で48.5°です。45°以上の角度がついていれば基本的に通常営業のゴルフ場であれば問題なく止まります

PGAツアーのグリーンでやるなら50°以上欲しいところですけど、そんなグリーンでラウンドする人はほぼいないと思います。よって止まりやすさも問題なし

もっとスピン量が欲しいならやはりハーフキャビティ系か、マッスルバックを選択するほうが良いですね

ヤマハVDアイアンのヘッドについて

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー9

バックフェースは結構深めのポケットキャビティです

 

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー6

しかし構えて見るとお馴染みのツアー系アイアンですみたいな顔をしていやがります。なんだコイツは

優しく打ちたいけどボテッとした見た目が無理な方には最適です

 

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー5

フェース高も特別高くありません。ヘッド素材は高強度のクロムモリブデン鋼の一体精密鋳造ですが、打感も結構良いです

スコアラインはピッチ幅が狭くなり、さらにエッジ部分が鋭角化されています。これにおってラフやウェットな状況でも安定したスピン性能を発揮するとのこと

 

 

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー12

ソールは少し広めですが、抜けが良いようにフェース側とバックフェース側が削られた形状をしています

 

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー11

ヤマハVDアイアンのスペック

 ロフト角ライ角素材
4番23°60.25°クロムモリブデン鋼/一体精密鋳造
5番26°60.5°
6番29°60.75°
7番32°61°
8番36°61.5°
9番40°62°
PW45°62.5°
2021年10月29日(金)発売

 

まとめ

ヤマハVDアイアン試打評価レビュー10

バックフェースのギラギラ感意外は素晴らしい仕上がりです。これで打感も操作性も良くて優しいと来たら文句がありません

ハーフキャビティとかマッスルバックアイアンを使ってきた人が優しめのアイアンに切り替えるには打ってつけです

反対に大型ヘッドのアイアンを使ってきた方が、ちょっと小ぶりなアイアンに変えたいけど難しくなるのは無理と思っている場合にもおすすめ

オールラウンドアイアンという表現はまさにそのとおりで、多くの方が使える最高のアイアンです

おすすめ度

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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